このページでわかること
フォームが送信されたとき、システムは「会員の特定・作成 → 会員データの保存 → 追加適用アクション → 自動返信(メール・LINE)→ 管理者への通知 → サンクスページへ移動」の順に処理します。ここでは各処理の仕組みと設定方法を説明します。
会員の登録・更新(メールアドレスがキー)
会員はメールアドレスで特定されます。送信者の状態によって挙動が変わります。
| 送信者の状態 | 挙動 |
|---|---|
| ログイン中の会員(メール内リンクの自動ログイン含む) | 本人の会員情報へ即時反映。メール欄は本人の登録メールで固定されます |
| 未ログイン + 未登録のメールアドレス | 新しい会員を自動作成(表示名は入力された氏名) |
| 未ログイン + 既存会員と同じメールアドレス | すぐには反映せず、そのアドレス宛に本人確認メールを送信。メール内URL(有効期限24時間)のクリック後に、メタ更新・属性・自動返信などがまとめて反映されます(第三者による上書きの防止) |
入力された氏名(userデータ)は会員の表示名・ニックネームに反映され、連携メタキー付きの項目はユーザーメタに保存されます。
メタ情報の上書き制御
グループ「1. 全体」の「既存のメタ情報を上書きする」で、登録済みデータの扱いを選べます。
- チェックあり(既定): 送信値で既存のユーザーメタを上書きします。
- チェックなし: 既存値が空の項目のみ補完し、入力済みの値は上書きしません。
- 空欄・スペースのみの送信値は、設定に関わらず常に上書きしません(既存値を保持)。
問い合わせ用フォーム(会員登録しない)
「問い合わせ用フォーム(ユーザー登録しない)」にチェックすると、会員を作成せず、自動返信は入力されたメールアドレスへ直接送信されます。属性ルール適用・LINE自動返信・ユーザーメタ保存は行われません。問い合わせ専用の窓口に使ってください。
自動返信メール
グループ「4. 自動返信」の「自動返信メール」で、送信者へ自動送信するメールテンプレートを選択します。選択できるのは、フォームと同じプロジェクトの「自動返信」タイプのテンプレートです。「新規追加」を選ぶと、件名・本文・From名前・Fromメールアドレスを入力してその場で作成できます。
💡 ポイント: 新規テンプレートのFrom名前・Fromメールアドレスには、「設定」→「メール」タブの「自動返信メール等の初期値From名前 / Fromメールアドレス」が初期値として入ります。実際の差出人はテンプレートごとのFrom設定です。
本文への差し込み
| 記法 | 差し込まれる内容 |
|---|---|
| {{display_name}} / {{user_email}} | 会員の氏名 / メールアドレス |
| {{usermeta.メタキー}} | 連携メタキーで保存された値。メタキーは省略せず完全な形で指定します(例: {{usermeta.necosuke_cms_tel}}。{{usermeta.tel}} のような省略形は不可) |
| {変数名} | フォーム入力値(連携メタキーの無い項目もOK)。フィールドの「変数名 (name)」と一致させます |
| {{hash}} | 自動ログイン用ハッシュ。URLに「?uhash={{hash}}」と付けると、クリックした会員が自動ログインします |
LINE自動返信
「LINE自動返信テンプレート(任意)」を設定すると、メールに加えてLINEメッセージも自動返信されます。届くのは会員フォームかつLINE連携済みの会員のみで、未連携なら自動的にスキップされます。差し込みはメールと同じ {{usermeta.メタキー}} などのTwig記法が使えますが、{変数名} 記法はLINEでは使えません(連携メタキー経由で参照してください)。
管理者への通知
「管理者へ通知する(メール・LINE)」にチェックすると、申込み完了時に管理者へ通知されます。通知には「会員ID・氏名へ下記を送付しました」の一文と、本人向け自動返信と同じ差し込み結果、会員情報URL・送付IP・UserAgentが含まれます(件名には [admin] が付きます)。
- 送付先アドレス(メール): 空欄の場合はWordPressの管理者メールアドレスに送信されます。
- 送付先LINE: 「LINEログインして追加」ボタンで、管理者本人のLINEをこのフォーム専用の通知先として登録できます(ログイン用アカウントは作成されません)。ボタンを押すと別画面へ移動するため、未保存の変更は先に保存してください。
⚠️ 注意: 管理者通知の本文は自動返信メールテンプレートから作られるため、自動返信メールが未設定のフォームでは管理者通知(メール・LINEとも)は送信されません。
送信後アクション(属性付与・ステップメール開始)
グループ「5. アクション」の「追加適用アクション」に属性付与ルールを設定すると、送信のたびにそのルールが実行されます。属性の付与や予約ステップメールの開始など、ルール側に設定した処理が自動で走り、実行結果はアクションログに記録されます。「新規追加」を選んでアクション名を入力すると、保存時に空のルールが自動作成されるので、続けて詳細を設定してください。
SNSログインボタン付きフォーム
グループ「1. 全体」の「SNS連携して名前とメールアドレスだけ取得のフォーム」にチェックすると、Google/LINE連携ボタンと、名前・メールアドレスのみの簡易入力フォームが表示されます。SNS連携で取得したデータは編集不可になり、SNS側で検証済みのメールのため本人確認メールは発生しません。登録完了と同時にその会員としてログイン状態になります。
- LINE登録のみのフォーム: LINEログインボタンだけを表示する専用フォームになります。
- メールアドレスを取得する: LINEからメールを取得できなかった場合に入力フォームを表示します。チェックを外すと、メール無しでLINE情報のみで登録されます。
SNSボタンの利用には、「設定」→「アクション・SNS」タブでの各SNSのAPI設定が必要です。
注意点
- ライセンスが有効でないと、自動返信・管理者通知を含むメール送信はすべて停止します。
- 氏名(userデータ)は姓と名の間にスペースが無いと送信エラーになります。フォームの説明文などで入力例を案内してください。
- 本人確認メールの仕組みにより、未ログインの送信で既存会員のメールを入力した場合は、URLをクリックするまで自動返信もアクションも実行されません。「メールが届かない」問い合わせの際はまず本人確認メールの開封を確認してください。
