LINE配信の概要

ねこすけCMSのLINE配信機能は、LINE公式アカウントのMessaging APIと連携し、セグメント配信・ステップ配信・リッチメニュー自動切替を実現します。CRMの顧客データと連動するため、属性ベースのきめ細かな配信が可能です。

💡 ポイント: LINE配信機能はLINE公式アカウントのMessaging APIの設定が別途必要です。

初期設定:LINE公式アカウント連携

前提条件

  • LINE公式アカウントが開設済みであること
  • LINE Developersコンソールにアクセスできること
  • Messaging APIが有効化されていること

設定手順

  1. LINE Developersコンソールでプロバイダー・チャネルを作成します。
  2. Messaging APIのチャネルアクセストークン(長期)を発行。
  3. 左メニューの「ねこすけCMS」→「設定」→「アクション・SNS」タブ→「LINE Messaging API」でトークンとチャネルシークレットを入力。
  4. 表示されるWebhook URLをLINE Developersコンソールに設定。
  5. Webhookの利用をONにして完了。

⚠️ 注意: WebhookのURLにはSSL(HTTPS)が必須です。HTTP環境ではLINEからの通信を受け取れません。

メッセージテンプレート

LINE配信で使用するメッセージの雛形を作成します。3種類のメッセージタイプに対応しています。

メッセージタイプ

タイプ説明用途
テキストプレーンテキストメッセージお知らせ、リマインド
画像画像メッセージ商品紹介、バナー
リッチメッセージ画像全体がタップ領域のメッセージキャンペーン告知

リッチメッセージで使用する画像コンテンツは「リッチコンテンツ」タブ→「新規追加」で事前に作成しておきます。

配信タスク

メッセージテンプレートを使用して、実際のLINE配信を実行します。メール配信と同様に「同報配信」と「ステップ配信」の2種類があります。

同報配信(一斉配信)

  1. 左メニューの「ねこすけCMS」→「LINE」→「タスク」→「新規作成」。
  2. 配信タイプ同報配信を選択。
  3. メッセージテンプレートを選択。
  4. 配信対象の抽出条件を指定。
  5. 配信日時を設定し、ステータスを「配信待ち」に変更。

ステップ配信

ユーザーの登録日や属性日付を基準に、段階的にLINEメッセージを自動送信します。設定方法はメールのステップメールと同様です。

クリックトラッキング

メッセージ内のURLにはトラッキングURLが自動的に適用され、クリック計測が可能です。

トラッキングURLの仕組み

ねこすけCMS経由のプロキシURLに変換され、クリック時に以下の情報が記録されます。

  • クリックしたユーザー(LINE UserID)
  • 配信からクリックまでの経過秒数
  • リダイレクト先URL

統計情報

LINEタスク一覧画面で以下の統計を確認できます。

  • 配信数: メッセージ送信数
  • クリック数: URL総クリック数
  • UUクリック数: ユニークユーザー数
  • UUクリック率: UUクリック数 / 配信数

クリック率は色分けで表示されます:

  • 🟢 20%以上: 優秀
  • 🟡 10〜20%: 標準
  • ⚪(グレー) 10%未満: 改善余地あり

リッチメニュー管理

LINE公式アカウントのリッチメニューをねこすけCMSから管理し、ユーザーの属性に応じて自動切り替えできます。

基本設定

  • 背景画像: 2500×1686px、1MB以下
  • タップ領域: 6エリア設定可能(URLリンク・ポストバック)
  • 有効期間: 開始日・終了日を設定可能
  • 優先度: 数値が大きいほど優先的に適用

自動切替の仕組み

リッチメニューにはユーザーフィルター(抽出条件)を紐づけることができます。以下のイベント発生時に、該当ユーザーのリッチメニューが自動的に再評価・切り替えされます。

  • ユーザー属性の変更時
  • フェーズ(ファネル)の変更時
  • LINE友だち追加時
  • ユーザーメタの更新時

💡 活用例: 「無料会員にはアップグレード訴求メニュー」「有料会員には専用コンテンツメニュー」を表示するなど、ユーザーのステータスに応じたリッチメニュー運用が可能です。

公開済みメニューの編集

公開済みのリッチメニューは直接編集できません。編集する場合は「コピーして編集」で複製を作成し、新しいメニューとして公開してください。旧メニューは自動的に差し替えられます。

Webhook処理

LINEからのイベント(メッセージ受信)はWebhookで受信し、自動処理されます。

イベント処理内容
Message(メッセージ受信)ログ記録