このページでわかること
ねこすけCMSの会員機能が「どういう仕組みで動いているか」を、管理者向けに解説します。会員アカウントの実体、ログイン状態の管理方法、メールからの自動ログイン、代行ログイン、ログアウトの仕組みを理解しておくと、トラブル時の切り分けやサイト設計がスムーズになります。
会員アカウントの実体(専用ロール)
会員は、WordPressのユーザーとして登録されますが、標準の「購読者(subscriber)」ではなく、専用ロール「ねこすけCMS」(necosuke_cms)が付与されます。フォーム・CSV・LINE・Googleなど、どの経路で登録された会員も自動的にこのロールになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ロール名 | ねこすけCMS(necosuke_cms)。権限は購読者相当(閲覧のみ) |
| 管理バー | フロントページ上部のWordPress管理バーは表示されません |
| wp-login.php | このロールの会員はWordPressのログイン画面(wp-login.php)からはログインできません。会員のログインはサイト内に設置したログインページからのみ行います |
💡 ポイント: 会員データはWordPressユーザーそのものなので、ユーザー画面での管理・検索・属性付与・メール/LINE配信がすべてそのまま使えます。
ログイン状態の管理(独自Cookie)
会員のログイン状態は、WordPress標準のログインセッションではなく、専用のCookie 2つで管理されます。
| Cookie | 役割 |
|---|---|
necosuke_user_id | 会員のユーザーID |
necosuke_userhash | 改ざん防止用の認証ハッシュ。約2週間ごとに自動更新(ローテーション)され、サイト訪問のたびに最新のものへ再発行されます |
- ログイン(メールフォーム・LINE・Google・自動ログインURL)に成功すると、この2つのCookieが発行されます。
- Cookieの保存期間は最大365日ですが、認証ハッシュには有効期間があるため、長期間(目安として約4週間以上)サイトを訪問しなかった会員は再ログインが必要になります。定期的に訪問していれば、ログイン状態は自動的に維持されます。
- 会員はWordPress本体にはログインしません。そのため、管理者が同じブラウザで管理画面にログインしたまま会員ページの動作確認をしても、管理者セッションが上書きされることはありません。
メールからの自動ログイン(uhash付きURL)
メール本文の差し込み変数 {{hash}} を使い、ページURLの末尾に ?uhash={{hash}} と付けると、受信者ごとの自動ログインURLになります。会員がこのURLを開くと、パスワード入力なしで自動的にログインし、Cookieが発行されて以降の行動(ページ閲覧・動画視聴など)を追跡できます。
例)https://example.com/present/?uhash={{hash}}
差し込み変数の使い方は「メールテンプレート」を参照してください。
⚠️ 注意: uhashは約2週間単位で更新され、発行から最大4週間程度で期限切れになります。期限切れのURLではログインされません(パスワード再設定ページでは期限切れ専用のメッセージが表示されます)。また、uhash付きURLは「開いた人がその会員としてログインするURL」です。会員本人以外に転送されるとなりすましログインが可能になるため、メール以外の場所(SNS等)に貼らないよう会員に案内してください。
代行ログイン(管理者が会員画面を確認する)
- 左メニューの「ねこすけCMS」→「ユーザー」で会員一覧を開きます。
- 対象会員の行の操作メニューから「代行ログイン」をクリックすると、その会員の自動ログインURL(
?uhash=...付きのトップページURL)がクリップボードにコピーされます。 - コピーしたURLを別のブラウザ(またはシークレットウィンドウ)で開くと、その会員としてログインした状態でサイトを確認できます。
💡 ポイント: 「この会員にはページがどう見えているか」「閲覧制限が意図どおりに効いているか」の確認に便利です。普段使いのブラウザで開くと会員Cookieが上書きされるため、シークレットウィンドウの利用をおすすめします。
ログアウトの仕組み
ログアウトリンクは、固定ページにショートコード [necosuke_logout] を貼ると設置できます。マイページ等に配置してください。
- WordPressのログイン画面(wp-login.php)を経由しない専用の仕組みで、会員Cookie(
necosuke_user_id等)とセッションをすべて破棄します。 - ログアウト後は、同じ会員エリア(スラッグ)のログインページ(
/{スラッグ}/login)へ戻ります。判定できない場合は「会員登録」設定のログインページURL、それも無ければトップページへ戻ります。 - LINE連携用のCookie(LINEブラウザでの自動ログイン用の目印を含む)も同時に削除されます。
注意点
- 会員のログイン判定はCookieに依存します。会員がブラウザのCookieを削除した場合はログアウト状態に戻ります。
- ログイン・ログアウト・自動ログイン(uhash)はすべてアクションログに記録されます。「いつ・どの経路でログインしたか」はログで確認できます。
- 代行ログインURLは有効期限内であれば誰でもログインできるURLです。チャットやメールでの共有は慎重に行ってください。
会員登録・ログインページの作り方は「会員登録とソーシャルログイン」、会員限定コンテンツの作り方は「会員限定コンテンツの作り方」をご覧ください。
