このステップでは「予約ステップメール」のシナリオを作ります。予約ステップメールは、アクションが実行された瞬間を起点に「当日→3日後→7日後」のような系列メールをその顧客個人に予約する仕組みです。抽出条件に一致した人へ毎日照合して送る通常のステップメールと違い、「この人に今からシナリオを開始する」という使い方ができます。
シナリオ設計の例
このチュートリアルでは「ウェルカム系列」を実際に作ります。ほかの2つは応用例として、同じ手順で設定値だけ変えれば作れます。
| シナリオ | 通数と配信タイミング | ねらい |
|---|---|---|
| A. ウェルカム系列(今回作成) | ①当日「ご登録ありがとうございます」 ②3日後「活用事例のご紹介」 ③7日後「個別相談のご案内」 | 新規顧客の関係構築と初回商談への誘導 |
| B. セミナー後フォロー | ①当日「ご参加のお礼」 ②2日後「当日資料のご案内」 ③5日後「個別相談のご案内」 | セミナー参加者の熱が冷めないうちに次の一歩へ |
| C. 休眠掘り起こし | ①当日「お久しぶりです+近況」 ②7日後「新サービスのご案内」 | 接触が途絶えた顧客との関係再開 |
Step 1: メールカテゴリ(系列の入れ物)を作る
系列を束ねる「メールカテゴリ」を作ります。同じカテゴリに属する予約ステップメールが1つのシナリオとして扱われます。
- メールカテゴリ管理画面「メール」→「カテゴリ」→「新規追加」をクリックします。
または、アクション編集画面の「カテゴリを新規作成」をクリックします。 - 以下を入力します。
プロジェクト: 顧客フォローアップ
カテゴリ名: ウェルカム系列
種別: 予約ステップ系列
slug: welcome
公開範囲: 非公開(バックナンバー公開しないため) - 保存します。

Step 2: 系列の各メールを作る(メールタスク)
系列の1通1通は「メールタスク」として作成します。1通目(当日配信)の例です。
- 「メール」→「タスク」タブ →「新規追加」を開きます。
- 以下を入力し、「次へ」をクリックします。
プロジェクト: 顧客フォローアップ
タスク名: ウェルカム① ご登録お礼
タイプ: 予約ステップメール

- 以下を設定します。
カテゴリ: ウェルカム系列 ← これが束ねのキーです
ステップメール基準フィールド: 未指定のまま(→ アクション実行日が基準になります)
経過日: 0(基準日の当日に配信)
配信時刻: 10:00


- 件名と本文を入力します。例:
件名「{{display_name}}様、ご登録ありがとうございます」
本文に自己紹介と次のアクションへの誘導を書きます。差し込み変数で顧客ごとに個別化できます。 - 状態を「配信待ち」に設定し、保存します。


同じ手順で残り2通を作ります。変えるのは「タスク名・経過日・件名・本文」だけです。
| タスク名 | 経過日 | 配信時刻 |
|---|---|---|
| ウェルカム① ご登録お礼 | 0 | 10:00 |
| ウェルカム② 活用事例のご紹介 | 3 | 10:00 |
| ウェルカム③ 個別相談のご案内 | 7 | 10:00 |
💡 ポイント: 配信タイミングは「基準日 + 経過日 + 配信時刻」で決まります。基準日は「ステップメール基準フィールド」を未指定にするとアクション実行日(当日)、属性を指定するとその属性の開始日が使われます(例: 属性「セミナー参加」の開始日を基準に「セミナー3日後」を送る)。経過日にマイナス値を入れると基準日より前(リマインド)にもできます。
Step 3: シナリオの全体像を確認する
メールタスク一覧で「配信タイプ: 予約ステップメール」「カテゴリ: ウェルカム系列」で絞り込むと、作成した3通が経過日順に並びます。これでシナリオの完成です。

⚠️ 注意: 予約ステップメールはこの時点ではまだ誰にも配信されません。次のチュートリアルで作る「アクション」が実行されて初めて、対象顧客の個別予約としてセットされます。
ここまでの成果と次のステップ
「当日→3日後→7日後」のウェルカム系列シナリオができました。次はこのシナリオを顧客に適用する「アクション」を作ります。
